皆様こんにちは!
日本人夫とウクライナ人妻の私達夫婦は、自宅待機二週間が終わり、
私の普段の日常に戻りました。私は個人農家であり貧乏ながら、日々細々と営んでおります。
今回は、個人農家の現状は、どんなものか?ざっくりと紹介していきたいと思います!
農家の収入
一番、皆様が気になることは、やっぱり収入になるでしょう!。
結論から言うと収入は“高額ではないが、低くもない”
「なんだそれ?」「答えになっていない!」と思われる方がほとんどでしょう。
これは、個々の能力次第と、栽培する作物、耕作地域に左右されるでしょう。
私の周りでは、400~500万円程の年収の方が多いと感じます。私の住む地域は、稲作主体の地域なので、このぐらいの年収になっています。
私個人の意見では、稲作はオススメしません。なぜなら、今年2021年は、米価が暴落しました。中卸や農協に、お米を卸している農家は、かなりの打撃です。私も打撃を受けている一人です…
農地の現状
農業をするうえで避けては通れないのが、農地。今、このブログ記事を読まれている方は、サラリーマンの方が大半だと思われます。
人間関係やサービス残業など、日本社会のしがらみにウンザリして、仕事を辞めて、農業をするか!と思っているそこのあなた!
結論から言うと、農地を取得するのは非常に難しいです。
実家が農家。親戚が農家など伝手があるのでしたら、情報なども容易に耳にできますが、
都心などから、地方に来て、独立して農家になるのは、非常に難しいです。
理由は簡単です。“条件内容が良い農地は、大規模農家、農業法人など長年の信用がある者に集積される”
皆さんも理解できるでしょう、もし皆さんが地主なら
“地元の大規模農家” “他所から来た新米農家”
どちらに農地を貸したいですか?
農機具は高額
近年は、農業者に低金利でお金を貸し出す助成金や、新車の農業機械を購入するときに使える補助金制度など、恵まれた環境にあります。
しかし、農機具は、いかんせん高額です。簡単に1000万円を超えるものあります。
「新車が高額なら。中古でいいじゃん!」と思われる方!
残念ながら、中古市場も価格が上がってきています。なぜなら、人気の中古農機具などは、大量に海外に輸出されているからです。小型のトラクターなどは、海外で需要があり、クボタやヤンマーは、とても人気です。
体力はやっぱり必要
現代の技術進歩は、我々人間の生活を劇的に楽にしてくれました。農業でも同じことが言えます。田植え機やコンバイン。ブロッコリーや白菜収穫機。自動でトマトを収穫する機械。
しかし、なんだかんだ言っても、やっぱり体力が必要です!
収穫適期になれば、休んでなんていられません!私は、夏の時期にオクラを栽培していますが、
6月後半~10月前半まで、一日も休むことはありません。これが農家の現状です(※従業員がいるのでしたら、話は別です!)
まとめ
農家がおかれている現状は、甘くないのが実情です。
燃料費。肥料。農薬などの価格高騰。 コロナウイルスの影響。
自然災害。 温暖化による産地の移動。 農業従事者の高齢化による減少。
今回の内容は「農業のデメリットばかり書いてあって参考にならないよ!」「あなただって農業しているでしょ?なんで辞めないの?」と思われる方が多いでしょう。
次回は、農業のメリットについてお話していきたいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございます!
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