農家の除雪作業

農場

皆様こんにちは。

日本人の農家である私と、ウクライナから農家に嫁いで来てくれた妻の、私達国際夫婦は、
年末年始は寒波に見舞われ、全て除雪の仕事でした…。
年末は、仕事がとても忙しく、ブログの更新を行う余裕がありませんでした。
申し訳ございません…

今回は、農家の冬の仕事と、除雪作業についてお話します。

農家の冬の仕事

私の住む地域では、冬に雪が降るため、多くの農家は、除雪のお仕事をしています。
雪が少ない場所の農家は、ビニールハウスで、野菜を育てる方や、
酒造会社のバイトなどに行く方。スキー場でバイトに行く方もいらっしゃいます。
他の地域では、ミカンの産地にバイトに行く方も耳にします。
数年前と違い、人手不足で人材が欲しいところが多いようです。

除雪作業

国道、県道、市道、私有地。大型スーパーマーケットの駐車場など、除雪する場所は多くあります。
私は、市道の除雪作業に従事しております。
積雪10㎝になるか、または、10㎝になる見込みになると、深夜問わず出動します。
なぜ見込みで出動していいかと言いますと、大雪の時に積雪10㎝になってからでは、除雪作業が間に合わなくなるからです。

建設業者の方が、除雪作業を多く担っていますが、
彼らは、除雪作業を終わらせてから、本業の仕事を始めます。建設業の皆様には、日々感謝です。

除雪の仕事には、屋根の雪下ろし作業もあります。

除雪作業の給料

皆様が気になるのがお給料でしょう!
多くが時給制ですが、会社によって、一回いくらとなっている所もあります。
私の知る限りでは、

オペレーター(運転手)は2000~3500円
助手は1000~2500円

大きくバラつきがあります。時給は高いように感じますが、
人手不足の日本も、時給がじわじわと上がってきています。

数年後は、もっと上がっているかもしれませんね!

仕事内容

実際にどのような仕事をするの?と思う方に簡単に説明します。

運転手はもちろん運転をします。笑
助手は安全確認を補佐する仕事です。
これは、タイヤショベル(ドーザー)の話です

ロータリ車では、助手は、シュートと言う、雪を飛ばす方向を変える筒を操作する仕事も加わります。

私はドーザーとロータリ車しか乗ったことがないので、詳しくはありませんが、
雪を捨てられない場所、例えば、民家が密集している場所などは、雪をトラックに詰め込んで、
雪捨て場に届ける仕事もあります。

また、凍結防止の塩化ナトリウムを撒く散布車に乗って、走り回る仕事や、
高速道路では、除雪トラックやグレーダなど様々な仕事があります。

資格

除雪車に乗るには、大型特殊免許と作業免許が必要です。
運転手は、この二つの免許が必須です!
助手は、道の種類(国道や県道)などにより、資格の有無が変わりますので、ご確認下さい

まとめ

皆様の寝ている間に、地道に働くこの仕事は、正直言って眠いですし、神経をすり減らします。
また、クレームなども多く、実際は楽しいとは言えないかもしれません…
それでも、この仕事が好きな方や、責任感のある方。生きるために必要な仕事だと
働く人によって、事情は異なります。

皆様も、除雪業者さんの苦労も理解し、優しい眼差しで見守って下さい!

最後までお読みいただきありがとうございます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました